翼もください

新卒一年目の今日この頃、
生活を維持するための業務に忙殺されていて
一、二年前のマージナルマンであった自分が
心酔していた音楽に共感できなくなっていたが
木曜日の夜、酒を飲んで聞くPK Shampooの曲に
当時と同じような気持ちで心揺さぶられている。

バイトの夜勤中にその曲を聴きながら思っていたあの子のことを思い出している。

今は某メイド喫茶でお給仕に勤しんでいるあの子に。

もうあの時間は帰ってこないが
今は今でよしなにやっているよ。

朝日が空を呼ぶように
どこかまぶしい色で
生きていけるなら
言葉じゃ何も言えないよ
僕も同じだよ


きるみーべいべーは死んだんだ
いくら呼んでも帰っては来ないんだ
もうあの時間は終わって、君も人生と向き合う時なんだ